【なりちゃ：ねっこねこ ねここ館】シャデシャトー王立文書館 別館

　・天界に住む様々な種族の中でも、善神に使える有翼種、月(天)使族のことを指している。

　・天使のような姿をした種族で、下界では、ルナドキアに居を構えている。

　・性格は、穏やかで、真面目。また、世間知らずで困った人を放っておけない生粋の善人。

　・全身が白い、性別が無い月の精。天界人から選ばれ、百年に一度、赤子として、地上に天降り、人と共に暮らす。

　・　成人すると、月から迎えが来て、月へと連れ去ってしまう【聖魔の裁き】により、月へと戻ってしまい、
　　　記憶は、月の記憶に、身体は、月の魔力と同調し、一体となり、消滅してしまう。

　・天使族の命名法には、独特のものがある。最初に、【個人名】がつき、【一族名】との間に、
　　【天界名】が付く。

　・【天界名】…　　

　月の神、あるいは、開祖ブランの眷属という意味の「《 -el 》・ヴァイス」がついたミドルネームのこと。
　ルブラン教の聖人に叙された場合、【洗礼名】とし、天界の恩寵を与えられる。

　・天界では、スクドを、すぅちゃん、リリエルを、りっちゃんと愛称で呼ぶことが一般的。


　・長すぎる名前の場合、天界名は、省略されることのほうが多い。また、（洗礼名）＋（一族名）という特殊な例もある。


　【例】

　　　アリエル(個人名)・スクド（洗礼名）・シャルテル・ヴァイス(天界名)・ホジ(一族名)
　　　ハイリヒ(個人名)・カリタシア(洗礼名)・カリタセル・ヴァイス(天界名)・テネブレア(一族名)
　　　メーア(個人名)・アストラ(洗礼名)・アストラエル・ヴァイス(天界名)・テネブレア(一族名)

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