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初めて、ティアマトが投入された大戦

所感

  -この時期の戦いは、混迷の度合いを深めていた。生き残った竜人と魔族、この二種族に反旗を翻した人族と獣人族の四巴の戦いの中で、
 兵器の開発は日進月歩の勢いで進み、大勢が決する頃、負けかけていた竜人族と魔族は、禁断の凌大神級の胎金石【ティアマト】を
 敵の陣中に、投石した。一気に逆転できるかと思いきや、暴走した【ティアマト】により、イオ兄さんが創って愛したこの宇宙も、
 他の宇宙も消滅してしまった。ただ一人、静寂の闇に取り残された私、太陽の巫女は、宇宙を創世すべく【創世の太刀】を揮(ふる)った。
  再び、宇宙の卵の一つから、イオ兄さんが誕生する。うまく、リセットできたらしい。
  私は宇宙の時間を早め、初代テネブレ歴1000年まで時間を進めた。
  ティアマトを封印し、【封魔の洞窟】の奥深くへと配置すると、【ティアマト】が復活しないように監視をつけることとした。
  かくして、光輪金で鍛えた打ち刀【屠龍の太刀】を佩(は)く武士団を創設することとし、光輪刀聖と呼ぶこととしたのだ。

【ルナブラン聖定文書館 太陽の巫女の手記より】

【ルナブラン聖定文書館 太陽の巫女の手記より】
  
  

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