【なりちゃ：ねっこねこ ねここ館】シャデシャトー王立文書館 別館

シャエル歴３１２５年テネブレの月４０日【万族感謝祭】生。

　サボリ癖がある割に高スペックな、一人称は，「あつぃ」の間延びしたおっとりとした口調で話す、ウェルベニア魔法学校の生徒。魔女にして、代々、悪を屠る【屠邪者】の家系で、姉は理事長にして、ウェルベニア国主のアルカディア。友人は、アユミ。エルデメール。ジュンなどのウェルベニア魔法学園の女生徒たちや、数少ない男子生徒たち、要はウェルベニア魔法学園の生徒全員。
　マリスイーターと仲良くならなくてはならない入学当時に、マリスイーターである、悪意を喰らうイラルギも罪を喰らうマリも寄ってこず、落ちこぼれ、いつか、マリかイラルギのマスターになりたいと夢見ていたが、次第にサボリがちになり、ついには常態化しはじめたある日、産陽帝の記憶を引き継ぐために、この時代のウェルベニアに転移し、仮入学をしていた綾小路まりかの指導によって、真の実力に開花し、ナハトという相棒ができたことで、屠邪者への道が開けた。なぜか、一周まわって運が悪く。時空を越えて、そのときどきの時代に赴き、レポートをとる授業では、不運にも、二度も邪神崇拝の国【アレフ・クレア】に転移し、トラブルに巻き込まれたり、魔法を暴走させて、地球界に転移したりと、トラブルメーカーな面も。また、久しぶりに逢った親友のアユミが邪神となっていたことで聖騎士の道を進むことになり、ルシア姫とアステル姫が王位継承したあと、優秀な屠邪者として、重要な地位につくことになるかも。本名、ドリカ・エルザ・マリマスタ・クロイツカナリー。